裁判所文書によると、ジョン・ブレナン元CIA長官は、自身を対象とした複数の捜査をめぐりトランプ政権を訴え、当局者らから「報復的に捜査と訴追の標的にされている」と主張した。
ドナルド・トランプ大統領の長年の敵対者であるブレナン氏は水曜日、同氏を対象とした活発な捜査に関連する記録の保存を義務付けるよう司法省(DOJ)に対して訴訟を起こした。裁判所文書には2つの連邦捜査の名前が記載されている。そのうちの1件は、2016年選挙へのロシア介入疑惑を受けて、バラク・オバマ前大統領の政権当局者らがトランプ大統領の就任を阻止するために共謀したとの疑惑に関連したものだった。もう1件は、ブレナン氏が2017年の情報コミュニティ(ICA)の評価について2023年に証言中に虚偽の発言をしたという疑惑に関連したものだった。この訴訟は、司法省主導の捜査の中でブレナン氏がとった初の大規模な法的措置となる。
ブレナン氏の弁護士は提出書類の中で、ブレナン氏は「幻の犯罪行為」の捜査を受けており、トランプ大統領の敵対者として司法省の標的になっていると主張した。 (関連記事:エディターズ・デイリー・レビュー:ジョン・ブレナン、下院司法委員会による刑事訴追に言及)
提出書類には「トランプ大統領は何年にもわたってブレナン長官を非難し、訴追を求めてきた」と記載されている。 「司法長官代理からFBI長官、ブレナン捜査を監督する弁護士に至る行政当局者は、法廷で有罪判決が確定する前だけでなく、完全な捜査と起訴が始まる前でさえ、ブレナン長官を犯罪者であると公に宣言した。」
元CIA長官のジョン・ブレナン氏がトランプ政権に対し、自身に対する捜査記録の保管を求めて訴訟を起こしている。 https://t.co/nHzV7aLNpX
— AP通信 (@AP) 2026年7月1日
訴訟ではトランプ氏、トッド・ブランシュ司法長官代理、司法省、キャッシュ・パテルFBI長官らの名前が挙げられている。下院司法委員会は2025年10月にブレナン氏を刑事事件で司法省に付託した。下院情報委員会は3月、ブレナン氏に関連する複数の機密審問記録を司法省に提供することを決議したと、ある関係筋がNBCニュースに語った。
CBSニュースによると、元大統領候補ジョー・バイデン氏の連邦地方判事ジア・コブ氏がブレナン氏の訴訟を担当している。